『しまね環境デザインキャンプ2024』のお知らせ
2024.10.07
11/22~24にかけて、島根県雲南市を舞台として、『しまね環境デザインキャンプ2024』というプロジェクトが企画されています。これは、島根県内の建築家有志で立ち上げたプロジェクトで、全国(島根県内も)から学生や若手設計者に島根県に来ていただき、地元建築家やゲスト専門家と2泊3日でワークショップを行うプロジェクトです。
安藤建築設計室のメンバーも、実行委員としてプロジェクトに参加しています。
これからの建築や、都市・まちを考えていくうえで、「環境」は意識せざるを得ないテーマになりつつあると思います。また島根県は、少子高齢化が進む日本の50年後の姿を先取りしている「過疎先進県」であるという見方もできると思います。
『過疎』という言葉をマイナスではなく、プラスのイメージに発想転換できるか?
『環境』を漠然としたものではなく、問題解決の手法として能動的に使いこなすことができるか?
『過疎』と『環境』をかけ合わせることで、どのような将来が描けるか?
このようなことを、学生・若手設計者・地元建築家とで共に考えて発信していきたいというのが、本プロジェクトの趣旨となっています。
今回のワークショップでは、少人数で構成したチームごとに、デザイン提案を行います。
環境デザインや過疎問題についての専門家にもゲストで来ていただき、レクを受けたり一緒に伴走しながら考えていきます。
最終日には雲南市長・副市長に、公開で直接プレゼンテーションする機会を設けています。
地方の抱える問題や、環境デザインに興味のある人。
アンリアルなアイデアだけではなく、リアルに目を向けたアイデアをかたちにしたい人。
各地の学生さんや若手設計者と、チームでのデザインワークを体験してみたい人。
よく分からないけど面白そうだから、と思った人。
などなど、興味を持っていただいた方は、ぜひご参加いただければと思います。
参加希望の方は、以下のリンクより申込みをお願いします。
https://sedec2024.peatix.com
参考までに、昨年の様子をおさめた動画と報告書です。
昨年の様子
https://www.youtube.com/watch?v=F2x3HZ1OBhk
昨年報告書
https://online.fliphtml5.com/qlmlc/ikyo/#p=1
一人でも多くの方にご参加いただき、地方(=将来の日本の姿?)の抱えるリアルに目を向け、未来に向けたポジティブなデザイン提案を、かたちに出来ればと思います。