2018馬馳の家リノベーション

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2018馬馳の家

リノベーション

4世代が同居する家族のための、築130年の古民家のリノベーションです。

クライアントのご夫婦からは、古民家の雰囲気を活かしつつも、現代的な快適性、合理性を追求した家づくりをしたいとの要望がありました。

改修前の住居は典型的な田の字プランの農家住宅ですが、長年住み継いでいくうちに増改築が重ねられており、住居中央部には光が届かなくなり、風通しも良好ではありませんでした。また、活用されていない部屋も多く、使い勝手は良くありませんでした。

この住宅は、古民家の改修でありながらも現代の住宅と同等の居住環境・性能を実現しつつ、古民家ならではの趣や風格のある住宅を実現することをテーマとしました。また、4世代それぞれの生活スタイルの違いに配慮し、「集まって過ごす場」と「個別に過ごす場」のバランスに注意を払いました。

一部を減築しながらプランを整理し、バリアフリー化を図るとともに、家族の集まる場所と4世代それぞれの居場所を再構築しています。また高齢の曽祖母さんへの負担を考慮し、土間と農機具小屋を工事中の仮住まいとした居ながら改修が可能な工事工程計画としました。

今回のリフォームでは間取りの再構築と同時に、耐震補強も行っています。過去の増改築において構造梁が架け替えられている箇所があり、今回の工事において建物全体のバランスを考慮しながら、健全な架構としています。

大規模リフォームですが、かつての住まいの面影を感じられるように心掛けています。居住性、快適性を向上させつつ、外観のシルエットはできるだけ昔のシルエットを保ち、周囲の風景とも調和する計画としています。