




















鳥取県琴浦町の新しい分譲地に建つ、コンパクトな住宅です。アウトドア好きなご家族からは、「木や自然を感じられる家にしたい」「外遊びを子供たちに沢山させたい」というご要望がありました。一方で、見通しが良い住宅地であり人目も気になるため、あまりにオープンにしすぎないよう心掛けました。
リビングは建物の軸から30度振り、前面道路に正対しないようにしています。それぞれの居場所からの視線が平行または直角になるのではなく、120度ずつ有機的につながっていく関係をつくりました。さらに、各空間の対角線上に開口部を設けることで、遠くまで見通せて広がりを感じられるようにしました。そうしてできた空間は風通しも良く快適で、コンパクトながらも広がりをもって感じられる家となりました。
さらに、コンパクトな家であるがゆえに、回遊できて行き止まりをつくらないプランとすることを心がけました。30坪という限られた面積の中で、内でも外でも居心地の良さを感じられるように、屋根下の半屋外空間をゆったりと取るなど、内と外とのバランスを心掛けました。住まわれている中で、子供たちが半屋外空間を活用してくれている姿や、外庭とアウトドアテラス、リビングが一体になった様子を見て、とてもうれしく思いました。
設計・監理
建築:安藤建築設計室(株)
構造:なな喜建築設計室
施工
(株)平田組
建築概要
所在地:鳥取県東伯郡琴浦町
構造:木造
規模:地上2階
竣工:2020年5月
撮影
岡田泰治
外部リンク
建築家ポータルサイト『KLASIC』掲載
https://www.klasic.jp/construction/19998